2026/5/30-6/14まで代官山SUPER PERSONAL SHOWCASEで開催していた展示「SPLEEN」の作品を、
6月19日(金)21:00よりオンラインストアに掲載いたします。
今回の作品は、展示のために一点ずつ制作したものです。
わたしが集めたvintageのランジェリーやレースの服に、赤い糸で言葉を刺繍しました。
誰かのために選ばれ、身につけられてきた布。
時間を経た素材に残る気配や記憶。
そこに刺繍を重ねることで、新しい輪郭を与えるような気持ちで制作しました。
同じものの再制作は行わず、それぞれ一点限りの販売となります。
展示に足を運べなかった方にも、オンライン上でゆっくりご覧いただけましたら嬉しいです。

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展示ステートメント
選べなかったものを抱えながら生きてきた人たちの中にこそ、美しさがあると思っています。
それはわたし自身のことでもあり、母や祖母たちの中にも、そして父の中にも、確かにあったものです。
自分の記憶ではないはずの出来事が、いつの間にか身体の中に残っていることがあります。
誰かが担わされてきた役割や、選べなかったものについて知るたびに、それは遠い話ではなく、自分の生活とも地続きのものとして残っていきました。
時間や労力の価値を、うまく扱えていなかったこと。
そこには、本当はコストがあった。
世の中の仕組みや、自分が置かれてきた場所を知った上で、これからは何を受け入れて、何を差し出さないのかを自分で決めたいと思っています。
これは、わたしの不機嫌と自立のための小さな記録です。
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2026年6月19日(金)21:00〜
ONLINE STOREにて掲載いたします。
数に限りがございますので、気になる作品がございましたらぜひご覧ください。
いつも見てくださり、ありがとうございます。
NEEDLEWORK EVERYDAY
photo:山口こすも